コロナで長らく時短営業だった飲食店が、制限解除で夜間の営業も復活しました。
40歳手前の兄が勤務する飲食店も夜間営業が復活したのですが、夜勤務だったバイトさんたちはすでにお店を辞めてしまっているため、残った社員や準社員で夜勤を担うことになり、その結果連続で夜勤をすることになり、かなりの負担になっているよう。
毎日のように、「足がつる!」と訴えているので、こむら返りの対策を調べてみました。
足がつる(こむら返り)とは?
足がつる(こむら返り)とは、筋肉のけいれん発作で、激しい痛みを伴います。
こむら(ふくらはぎ)がつったこと、皆さんも一度は経験あるのではないでしょうか。
こむら返りは足(主にふくらはぎ)がつることを指しますが、腕や首などでもつることがありますよね。
通常は数秒~長くても数分でおさまりますが、何度もつるとつらいものです。
では、どうして筋肉がつるのでしょうか。
つる原因
運動不足・妊娠・脱水・電解質異常(栄養不足)などが原因として多いようですが、そこに急に体を動かしたり寒暖差や冷えなどが加わると起こりやすくなるようです。
コロナ禍で運動不足、マスクで水分不足、季節の変わり目で寒暖差があり、朝晩は冷える日が多い。
そこに時短制限解除で夜間も立ちっぱなしの仕事が再開・・・
なるほど、つる原因目白押しですね。
改善方法は?
まず一番手軽にできるのは、「脱水の改善」。水分をしっかりとることで、体内のバランスを整えましょう。
特に、寝ている間につることが多いという方は、寝る前にコップ1杯の水を飲みましょう。寝ている間も体内の水分は減っていくので、減る分を先に入れておくわけです。ただし、利尿作用のある飲み物(お茶、コーヒー、お酒など)は逆効果になるので、お水を飲むようにしましょう。
次に、「栄養不足の改善」。特にミネラルの補給がこむら返りに有効性があるようです。
わかめ・しらす・豆腐・切り干し大根などに含まれるマグネシウム
牛乳・ヨーグルト・チーズ・小松菜などに含まれるカルシウム
バナナ・干し柿・ドライマンゴーなどに含まれるカリウム
これらがミネラルを多く含む食材なので、毎日の食事に少しずつでも取り入れてバランス調整をしましょう。
そして隙間時間に「ストレッチ」。ふくらはぎや腱をのばすストレッチを運動の前後に行いましょう。
急に運動した後などは、特に念入りにストレッチをするよう心がけ、水分補給も忘れずにしましょうね。