コロナ禍で家にいる時間が長くなった人が多いですよね。
外出する機会が減ったり何かと気を遣う場面が増えた昨今。
癒しを求めてペットの需要が高まっているようですが、そうはいってもお世話もあるし…
と悩んでいる方におすすめの【初心者でも簡単に始められるアクアリウム・ベタ】をご紹介します。
「水槽を買うところから」な方も安心。
今回ご紹介する「ベタ」は、水槽といえば 必要と思われがちな【ブクブク】(フィルター)がなくても飼えるんです!
この写真の水槽は「ベタケース」として販売されているものですが、もっと小さい器でも大丈夫。
アクアショップに行くと、オシャレな大きめのワイングラスに展示されていることも。(ジャンプしたときにうっかり飛び出さないようにフタをするのが安心です)
泳ぐのがあまり得意ではない「ベタ」は、水流があると泳ぎ疲れてしまうこともあるので、フィルターを付ける場合は水流を弱くしてあげましょう。
餌は食べきれる量を1日数回(我が家は朝晩の2回)、水槽の水が蒸発して減ってきたら足してあげるくらいで、フィルター掃除がないのでお世話もらくちん!
お値段お手頃!
【ベタ】の種類はヒレの形で「トラディショナル」「ハーフムーン」「スーパーデルタ」「プラカット」など様々呼ばれますが、お手頃な個体は1匹500円程度で手に入ります。
水槽・餌・カルキ抜きなどと合わせても1,000~2,000円ほど。初めての方も始めやすい価格で、ハマると奥が深い。
ヒレが美しい個体はなんと1匹数万円することも!
素人目には、500円でも数万円する子と負けず劣らず美しい子がいたりしますので、じっくり見て選んでみてくださいね!
混泳は不向き
ショップに並んでいるヒレが大きく美しいのはオスですが、見た目に反して気性が荒く、混泳には不向きなので、水槽1個につきベタ1匹が基本。
複数飼いたいという場合はその分水槽も増えることになりますので、置き場所に工夫が必要です。
なわばりが住み分けできるくらい大きい水槽で飼う場合や隠れる場所がたくさんあるという場合は1つの水槽で複数匹飼うこともできますが、見ていない間につっつきあってヒレがボロボロ…なんて悲しいことも。
とはいえフィルターが不要=電源が不要なので、普通の水槽を置くよりは置き場所の候補があります。
冬場は水温が下がりすぎないように、温かい部屋に置くかヒーターを設置してくださいね。
フレアリングを見たい場合は水槽2個
「ベタ」の美しいヒレですが、大きく開くのは威嚇しているとき。
水槽2個を隣り合わせにして、壁越しにオスを2匹並べると威嚇しあってフレアリングします。
普段は細く閉じているヒレが大きく広がって、威嚇しているとは思えないくらいとても美しいです。
ただし、長時間その状態にしているとベタたちにストレスなので、普段は水槽の間に紙などを挟んで目隠ししておきましょう。
癒し効果抜群!
大きなヒレを美しく翻して優雅に泳ぐ姿は見ているだけで癒されますよね!
お気に入りのコーヒーや紅茶を片手に、ゆらゆら揺れる水面やゆったり泳ぐ魚を見ながら贅沢な時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。