我が家の末娘(3歳)は、薬が苦手。
小児科で処方してもらう水薬はスポイトで口に押し込んでも全部べーっと出してしまうし、粉薬を練ってほっぺたの裏側に塗りつけるのも大騒ぎ・・・。うまいことぺっと出された日には、もう「上手に出したねー」と笑うしかない状態。
鼻水の吸引や吸入の処置があるときはいいのですが、薬もらってハイ、おしまいの時は…病院連れていく意味あるのか?とついつい思ってしまいます。
しっかり寝たらさくっと治ることが多いのですが、咳が出ている場合は寝ている時が一番ひどくなるので、咳で目が覚めてぐっすり寝れず、長引いてしまうことも。
ということで、薬を使わずになんとかならないかと色々調べてみると、どこのご家庭でもたいていストックしてある玉ねぎが効くかもしれないという記事を見つけ、試してみました。
用意するものは玉ねぎだけ。
なんと必要なものは玉ねぎオンリー。
安価に簡単に手に入り、使用後は食べられる上に料理の汎用性も高い!
主婦にはとってもありがたいですね!
使い方もとっても簡単!
玉ねぎの皮をむいて、縦半分に切ります。
お皿に乗せて(落としても割れないプラスチックのお皿がおススメ)、枕元に置く。
たったこれだけです。
我が家はベッドサイドにローチェストがあるのでその上に置いています。
効果のほどは・・・
寝るときに玉ねぎのすーっとする匂いがしますが、眠りにつく頃には鼻が慣れて気にならなくなっています。
肝心の効果については…うちの娘にはしっかり効いたようで、痰が絡んだ咳をする頻度が格段に減りました!おかげで目覚める回数も減り、ぐっすり眠れているからか治りがはやい!
咳が出ていなくても夜中に熱が出ている時は、玉ねぎを枕元に置くと朝には熱が下がっていることも!
※人によって効果に差があるかもしれませんが、何せ手軽にできるので咳などがつらいという方は試してみることをおススメします!
どうして効くの?
玉ねぎには「硫化アリル(アリシン)」という成分が含まれていて、切った断面から気化します。
玉ねぎを刻むと目に沁みたり鼻がつんとしたりしますが、それはこの成分のせい。
料理をしているときには困るこの成分ですが、殺菌作用・鎮静作用・安眠効果があるということで、この成分が寝ているときに鼻や口から入り、咳がおさまりぐっすり眠れるようです。
人間には生まれ持った免疫があるので、しっかり身体を休めるのが一番!
使った後は?
一晩置いた玉ねぎは、断面が若干乾燥しているものの普通に食べられるので、翌日の味噌汁にしたり炒め物に入れたりカレーにしたり、用途は様々。
ただし常温でしばらく置いているものなので加熱して食べるのがベター。
薬が苦手なこどもでも、【玉ねぎを枕元に置いておくだけ】なら、無理やり薬を飲ませるママやパパの心労もなく、そもそも食べられる野菜なので安心・安全。
これから気温が徐々に下がり空気が乾燥して風邪をひきやすくなる時期なので、お子さんが寝苦しそうにしている時にはぜひ一度試してみてくださいね。
もちろん大人にも効果が期待できますので、ご自身が寝苦しい時にもおすすめです!